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コラム

『感動的だった高校の文化祭(2) 』

先週の続編になる。校舎内の展示室を全て回って印象的だったのは来訪者の「 参加型」の部屋が目立った事だ。 それも昔からあるお化け屋敷や金魚掬い、風 船釣りばかりではなかった。

時代を反映してパソコンを使った催やカップル誕生に結び付く企画に驚かされ た。 一番印象に残ったのは来訪者にゴルフのパターをやらせる部屋だった。  私のような馬鹿生徒だったら「パターを買う費用はどうするんだ?」で紛糾。  この部屋は実現してなかったろう。

生徒達のアイデアと熱意と工夫で出色だったのが自前のパターだ。 棒の先に 空き缶をテイプで巻いてあった。 これ程ヘッドが大きければ誰でもボールに当 るから楽しめるだろう。しかも、お手製のパターだから長さが自在だ。 小学生 が来た時でも短いパターを使わせる事が出来る。

各クラスで作成したTシャツも魅力的だった。 Tシャツにブラジャーが描か れたのがあった。 ただ絵だけではなくストラップだけ本物のように紐を付けた アイデアは魅力だった。 ロベルタの婦人服でワンピースに絵柄を付けて一見ツーピースに見える商品があ るが、このTシャツはロベルタを一歩進めたTシャツだった。

制服も有名デザイナーではなく生徒達にデザインさせて奨学金を出したらいい 制服が出来るのではないかと思った。 兎に角、色々と示唆され嬉しさ半分、自 己能力に対する嫌悪感半分の拓殖大学第一高校の文化祭だったが、将来の日本を 担って貰うこうした高校生達に自信を持たせる教育をするのが大人の責務だと痛 感した。

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