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『爆笑問題』
爆笑問題がデビュー20周年を迎えた。先ずは御芽出とう御座います。
私は20年前、日本テレビの11P.M.と言う番組で新人お笑いタレントの
審査員をやった。この11P.M.は当時英語を教える例に使った。
A.M.とP.M.は数字の後
に付けるのが正しい英語だが日本の喫茶店イングリッシュは何故か数字の前に付
ける。当時、「唯一正しい遣い方をしてるのは11P.M.だから、迷ったら
11P.M.を思い出しなさい」と教えたものだった。
漫才やコントのコンビは売れて来るとコンビを解消する場合が多い。大抵ツ
ッコミが残って、ボケの方はパットしなくなる。歌のグループの場合は解消す
ると全員がパットしなく
なる場合が圧倒的だ。その意味で爆笑問題はよくコンビを解消しなかったと感
心している。
さて11P.M.の時の審査だが、私は爆笑問題に最高点を出したのを今でも
覚えている。
社会現象に対する鋭い洞察力と軽妙なコントに「ビートたけしの
再来か」と思わせられた
ものだった。当時は今とは逆で太田がツッコミで田中がボケだった。
11P.M.の時のコントは太田が不動産屋に扮したもので審査員一同まさに爆笑とな
った。世相を反映して
いた上に庶民感情も見事に捕らえていたからだ。
今は亡きお笑いの大御所ポー
ル牧は弟子に「下ネタと身障者をネタに笑いを取るのは最低! 芸人のやる事じ
ゃない。そんなのなら
素人にだって出きる」と厳しく指導していた。
爆笑問題のネタはまさに喜劇の王道を行くものだ。あの不動産屋のコントを
もう一度見たいが、これだけ売れてしまった現在、あのネタはヤバくて使えない
だろう。何しろ私がこ
こで詳細内容を記せない程だから。今後もコンビを解消せずに頑張って頂きた
い。
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