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『気になった短歌』
NHKBS2の第26回列島縦断短歌スペシャルで全国60選に入った短歌で
気なった作品があった。「ともすれば姥捨山と自問する介護施設はこの坂の上」
と言う短歌だ。この高
齢化社会だ。作者自身が高齢になった御尊父か御母堂を抱えていらっしゃる胸
中を詠んだのではないかと思ったので気になった次第だ。恐らく泳者は年老い
た親の面倒を家庭で見
られない事を悔やんでおられるんだろう。「坂の上」と詠んだのもその心中の
吐露かも知れない。
私は平素から全ての商品、人間、制度には+面と−面の両面あると言っている
。 平均寿命が今ほど長くなかった時には起こらなかった新たな問題が今発生し
ている。そしてこの
短歌、高齢になった親を抱え、介護施設に預けている者全員の胸中を代弁してい
るような気持にさせられた。
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